考えない 考えて 考えるとき 考えれば 考えろ

JJでございます。

私は、いつも物事を考えすぎる傾向にあります。

”考える”ことは、時間や労力を消費します。

しんどいです。

こぐまさんは、あまり考えません。

「考えて、答えの出る事ならば考えるけど、

 答えの出ないことは不毛だから考えない。」

といつも言います。

こぐまさんの祖母様の口癖が

「なんとかなるさ。」

だったそうです。

こぐまさんの実家の事業が立ち行かなくなって、

先祖代々受け継いできた家を手放さなくてはいけなくなったときにも、

祖母様は、

「なんとかなるさ、また、家を取り戻せばいいよ。」

と言って、家族を驚かせ、励ましたそうです。

戦時中、街が爆撃を受けた時に、焼夷弾が降る中、

当時、幼かったこぐまさんのおとうさんを背負って、

暗闇の川の中を走って逃げた祖母様です。

長い間、命のやり取りをしてきた方の

「なんとかなるさ。」

は大きな安心と説得力があります。

こぐまさんも、祖母様の血を受け継いでいるのか、

ただの考えるのが面倒な横着者なのか、

考えなく行動するので、

一緒にいると、いつも、なにかしら考えて悩んでいる自分が

馬鹿らしくなります。

こぐまさんと結婚しようと決めたのは、

「この人になりたい。」

と思ったのがきっかけでした。

余計なことを考えないシンプルな生き方。

うらやましい!楽そうだ!

この人と一緒にいたら自分も考えなくなるのかな?

そう思いました。

全く、真逆でした。夫婦なので生活のために

こぐまさんが考えない分、私が考えなければいけないことが

増えました。

こぐまさんから見たら、余計なことを考えているJJなのですが。

しかし、考えて考えて出した選択は、

後悔することが少ないことを私は学びました。

「これだけいっぱい考えたんだから仕方がない」

と、どんな結果になろうと納得できるのです。

「ああ、あの時、もう少し考えて行動すれば!」

というパターンが私は最も、経験したくない境遇なのです。

考えると疲れます。

考えるとどきどきします。

考えると不安になり、眠れなくなります。

考えると白髪が増えます。

考えると血圧があがります。

考えると痩せます。それはいいかも。

それでも、考える癖がついて、人生折り返してしまいました。

小学校の教頭先生の座右の銘が

”待てよ、これでよいかな”でした。

毎週月曜日と土曜日の全校集会では、

「よく、物事を考えなさい。

すぐに、行動してはいけません。皆さん、いつでも

”待てよ、これでよいかな”ですよー。」

と6年間、言われ続けました。

卒業式には、卒業生全員に、

”待てよ、これでよいかな”

と墨と筆で書かれた署名入りの短冊型の色紙を配りました。

しばらく、実家の部屋に飾っていました。

三つ子の魂百までというように、

”考える”癖はこのころに刷り込まれたものだと考察しています。

幼いころの自分は、どちらかと言えばおおらかで

のほほ~んとしている考えない性格でした。

軍隊のような幼稚園・小学校に入学してからは、

厳しい嵐の中にいるような毎日でした。

性格も矯正されました。

普通の公立校に入学し、宿題をしなくても、

塾に行かなくても、毎日何も考えなくても

遊んでばかりでも楽しそうな弟がうらやましくてたまりませんでした。

しかし、今は考えている自分がじつは好きです。

すごーく、しんどくて涙が出るほどしんどいときもありますが、

いつも、どこかで、後悔したくないと食いしばって

あれこれ、考えています。

あきらめません。

納得する答えが出るまで、考え続けます。

更年期症状で頭がぼーっとするのに

考えているのってどうなんでしょうね。

好きな本でも読んで一休みしてから

また、考えよう。

あまり、考えない方、

少し考えてみると違った世界が見えますよ。

おやすみなさい。

こぐま

こぐま夫婦です。夫こぐま:大学卒業後、某家電メーカー20年勤続後、早期退職。某コンビニチェーンのオーナーを経て某自動車メーカー勤務。妻JJ:大学・専門学校卒業後、不動産会社勤務→某家電販売チェーン地域店舗統括マネージャー→コンビニチェーンオーナー→オーガニック加工食品販売会社経営。毎日の出会い、小さな幸せを大切に生きています。

こぐまをフォローする
家族のこと更年期未分類
こぐまをフォローする
タイトルとURLをコピーしました