母のパジャマ

JJでございます。

母が昨年末、医療センターへ緊急入院時、

入院の手続きのなかに、パジャマのレンタルがありました。

手続きは集中治療室にいるときにしたのですが、

母は、薄い治療衣を着せていただいていました。

レンタルも同じような薄手の綿とポリエステルの混紡のものだと

写真を見せていただいたのですが、12月ということもあり、

少し寒そうに思いました。

コロナで面会時間も制限されている中で、

定期的に着替えを取りに来て、洗濯することは難しいのでは、とも思いましたが、

パジャマの契約はしませんでした。

一般病棟に移る前に急いで、暖かなパジャマを用意しなければなりませんでした。

すぐに、近くの量販店に行ったのですが、化繊の商品しかなく、

ネットで探すことにしました。

体重は33キロまで落ちて、低体温のうえ、乾燥肌なのですぐに痒くなります。

暖かな素材で綿が良いのですが、いろいろと検索した結果、

キルトのパジャマが適していると思いたち、

2枚色違いを購入しました。

スタンドカラーを買ったのですが、

首からの透析が続くとは思わず、管に当たり、

違和感があり、失敗してしまいました。

素材は、痒くならない綿素材だったので

次に、丸い襟の同素材のものを買い足しました。

こちらは、問題なく使えていたのですが、

シャントを左腕に作ってから、袖が少しタイトな作りだと気づきました。

うーん。

なかなか、難しい。

左腕が開けばよいのではとひらめき、

左腕の布を切って、ボタンをつけて

透析時に開くように改造しました。

しかし、母が、

「ボタンを閉めるときに、腕に当たって痛い。」

というので、その1枚はお蔵入りとなりました。

それから、パジャマ専門店何店かに問い合わせをして、

やっと、母が透析時に不自由なく、リラックスできるパジャマに出会いました。

結局、7枚のキルトパジャマを買いました。

なるべく明るい色を選んで、看護師さんからも、

褒められたようで、母も喜んでくれました。

暖かくなってきたので、先日、春夏用のパジャマを買いました。

綿の可愛いリボン柄とイチゴ柄です。

「80歳すぎたおばあちゃんの着る柄じゃない!」

といいつつ、嬉しそうです。

今日から衣替えで着ていきます。

まだ、透析1年生で慣れないことも多く、大変ですが、

生きている奇蹟に感謝して大切に生きます。

こぐま

こぐま夫婦です。夫こぐま:大学卒業後、某家電メーカー20年勤続後、早期退職。某コンビニチェーンのオーナーを経て某自動車メーカー勤務。妻JJ:大学・専門学校卒業後、不動産会社勤務→某家電販売チェーン地域店舗統括マネージャー→コンビニチェーンオーナー→オーガニック加工食品販売会社経営。毎日の出会い、小さな幸せを大切に生きています。

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