こぐまです。
モネの「睡蓮」と同じく、
ゴッホの「ひまわり」も複数枚存在する絵画です。
新宿のSONPO美術館で開催されているゴッホの展覧会へ行ってきました。
今展の図録です↑
ゴッホなのに、「ひまわり」じゃないの?
「アイリス」です。
今展覧会の内容は
1.伝統~17世紀から19世紀
2.花の静物画「ひまわり」をめぐって
3.革新~19世紀から20世紀
で、「ひまわり」がなぜ描かれたかを詳しく知ることができます。
もちろん、SONPO美術館が収蔵する1888年に描かれた「ひまわり」
を見ることができます。
ゴッホといえば、静物画のイメージがありますが、およそ850点の油彩画で
最も多いのは風景画で400点近く、次が肖像で250点あまり、3番目が静物で190点だそうです。
そして、ゴッホが花の静物画を描き始めたのは、
「色彩のための習作」であったという事に意外性を感じました。
様々な色を、自由に組み合わせることができる花は格好の主題だったようです。
ゴッホの色彩感覚で描かれた、いろいろな花が展示されています。
「ひまわり」↑
「ばらとシャクヤク」↑
「カーネーションをいけた花瓶」↑
「青い花瓶にいけた花」↑
筆のタッチや色彩の変化に驚かされます。
「ひまわり」のヒストリー、ゴッホの生きた時代の他の画家の考証なども
多く展示されており、見ごたえ十分でした。
おすすめの展覧会です。