JJでございます。
これまで、”縁起を担ぐ”ことが日常的にマストな方々をご紹介いたしました。、
私は、接客のシーンでは、お客様に少しでも、安心して気持ちよくお買い物を
していただきたいので、お客様のご要望には、できる限りお応えしようと
努力いたします。
“買う”
という行為には金銭の支払いが生じます。
一般に、収入より、支出の方にためらいやリスクや罪悪感等の痛みを感じるのではないでしょうか。
“買って良かった”と思っていただける接客をするのは、なかなか難しいです。
“買う”時の不安をなるべく最小限に抑え、
「良い買い物をしたな」
と満足してもらえて、
「また、あの店で買おう」
と思っていただけることが最大の喜びです。そして
「友達にも紹介しよう」
となれば、涙が出るほどの達成感です。
地域での信仰の傾向や、個人の信じる事柄はそれぞれ違いますし、
限度を超えたご要望でない限り、尊重しています。
「大安」に買うことで、お客様が幸せで明るい気持ちになれば
それが大切な事だと思います。
日本人であれば、日本で発行されるカレンダーや手帳、暦には六曜が記載されているものが多いです。
私自身が、何か決断するときや、大きな金額のお買い物をする時には、やはり、
「仏滅」よりは、「大安」が良いのか?とは思ってしまいます。
よく、高所得な方は、縁起を担ぐ人が多いと思われているようですが、
私のイメージは少し違います。
確かに、何事においても細かく縁起を担ぐ方はいらっしゃいますが、
その一方で、
「なんでもいいよ、日にちなんかいつでもいいよ。時間も来れる時に着てくれればいいよ。」
と、反対にこちらが気を遣ってしまうほど、こだわらない方も多いです。
一度、その方に、「縁起を担ぐことは無いのですか?」
とお伺いしたことがあります。
お答えは、
「何やっても、(縁起かついでも)上手くゆく時はゆくし、ダメなときは会社潰れるから。
現実見なきゃだめなの。もっと、別にやらなきゃいけないこといっぱいあるから。」
との事でした。
経験による選択だったのでしょうか。
私の両親も事業をしていましたが、ある程度は”縁起を担いで”いました。
ある店舗のグランドオープンの日が仏滅だったのですが、大安の日にずらして、
既に、印刷していたオープニングチラシの修正費用だけで、何百万円もかかりました。
その店舗も閉店しましたけどね。
何事も、信じる強い心と、縁起を担いでいるからと慢心しない謙虚さが大切だと思います。
うーん、難しいです。